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カリフラワー(苗)

基本情報

カリフラワー(苗)

栽培難易度

ブロッコリーに似た花の蕾のような形と、真っ白な色が美しいカリフラワー。最近では白色以外にも、黄色、オレンジ、紫など、さまざまな色の品種が売られています。寒さに強い冬野菜なので、半日陰でもよく育ちます。

科名 属名
アブラナ科アブラナ属
収穫までの期間
苗植え付け後、約50~70日(種類により異なる)
主な病気
べと病・根こぶ病・軟腐病・黒腐病
主な害虫
アオムシ・コナガ・ヨトウムシ類・アブラムシ類
生育適温
冷涼な気候を好む
必要な栽培スペース
プランターの周囲に約10cmほど余裕があればOK
日当たりのよい場所
水やり
土の表面がかわいた時にたっぷりと行います。
根腐れの原因になるので水のやり過ぎはよくありません。
弱酸性(pH6.0~6.5)

栽培スケジュール

栽培スケジュール
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準備

プランター
容量45L以上、幅60cm以上、深さが25cm以上ある深めの大型野菜用プランター
野菜用の培養土
市販の「野菜用培養土」を使うと手間がかからず、プランターにいれるだけなので簡単です。
化成肥料
元肥タイプを使用しない場合に化成肥料を土に混ぜます。また、生育中の肥料として使用します。
底石用の軽石+ネット袋
水はけをよくするためにプランターの底に入れます。その際、ネット袋があると片付けの際楽なので、ネットに入れて底に浅めに敷きます。
防虫ネット
害虫対策

植え付け

1. 苗の準備

購入時のポイント

初心者は種よりも苗を買うのがおすすめです。
次のポイントに注意して苗を選びましょう。

  • 健康な苗を選ぶ
    • 本葉が5~6枚程度
    • 茎が太くしっかりしているもの
    • 葉の色が濃くキレイ
    • 病害虫がいない・被害を受けていない

2. 苗の植え付け

プランターの準備

底石用の軽石をネットに入れて、軽く水で洗いプランターの底に薄く敷いてください。
それから、土をプランターの8分目程度を目安に入れてください。

植え付けの手順

  1. スコップで苗と同じぐらいの大きさの穴を掘る。
  2. イラストのように人差し指と中指で苗をやさしく挟んで、そのままポットごと、ひっくり返し、土の部分を崩さないようにゆっくりポットを引き上げる。
  3. 苗をやさしく鉢土ごと①の穴に植えます。
  4. 株間を15~20cmあけて、3株植えます。
  5. 苗を植え付けたら、根元の土を軽く押さえ、鉢底から流れるくらい水をたっぷりとやります。
  6. 日向~半日陰くらいの場所で育てましょう。
ポイント
植え付ける際に気をつけること

カリフラワーは虫たちの大好物です。害虫の被害を予め防ぐために、この段階で不織布などを使って防虫ネットを作ったり、市販の虫よけキットを使うといいでしょう。

植え付け時期

夏まき・・・植え付け:8月下旬~9月中旬、収穫:11月上旬~12月末
冬春まき・・・植え付け:3月中旬~4月中旬、収穫:5月中旬~6月末

カリフラワーは冷涼な気候を好むので、8月下旬から9月中旬に植え付けをはじめましょう。
虫の被害も冬春まきより少ないのでおすすめ。

栽培

追肥・土寄せ

苗が育ってきてから肥料を与えることを追肥といいます。ブロッコリーは、3回ポイントをおさえた追肥を行う必要があります。
  • 1回目

    植え付けから15~20日後

  • 2回目以降

    2~3週間おきに

化成肥料を株から離れたプランターのふちにまき、土と軽く混ぜ合わせましょう。2回目以降は、株元に土を寄せて(土寄せ)軽く押さえ、苗が倒れないようにしましょう。

花蕾の美白処理

真っ白なカリフラワーの花蕾(からい)を作るためには、花蕾を日を当てないように育てる必要があります。カリフラワーは最初は葉に包まれていますが、育つにつれて、葉っぱから出てしまい、日焼けして黄色くなってしまうのです。
日焼けを防ぐため、葉を一本切って花蕾の上にかぶせるようにしましょう。葉を数枚持ち上げて、ひもで縛るのも有効です。

収穫

タイミング

カリフラワーの花蕾が12cmくらいに育ち、一つ一つの蕾がハッキリとして固く締まっていれば収穫適期です。花蕾の大きさが小さくても、蕾から花弁が見えてしまう前に収穫しましょう。
収穫が遅れると、表面がプツプツとけばだってきたり、蕾が大きくなりすぎておいしくなくなってしまったりするので注意しましょう!
カリフラワーはブロッコリーと違って、側花蕾(横に伸びた側花蕾)はできません。カリフラワーの収穫後は、株ごと根を抜き取りましょう。

収穫方法

収穫したい花蕾を手に取り、花蕾のすぐ下の茎の部分をカットすればOKです。

病気

カリフラワーは、雨が多く多湿状態になると軟腐病が、湿度が高く風通しが悪い環境では、べと病が発生しやすくなります。特に軟腐病は高温期に多発し、発生するとすぐに腐敗するので注意が必要です。根こぶ病はアブラナ科の天敵!かかってしまうと収穫が期待できません。
黒腐病は早めに対策すれば大丈夫ですが、病気にかかった葉が花蕾についた場合、そこから花蕾腐敗症になり収穫ができないこともあるので気を付けましょう。

べと病・根こぶ病・軟腐病・黒腐病

べと病

葉の脈に沿って淡黄白色の斑点ができ、病斑の裏に白カビが生える。

根こぶ病

根にこぶを多数形成し、水分や栄養吸収を妨げるため、発育不良になる。

軟腐病

結球の地際部や頭部が褐変しべとべとに腐敗して、独特の悪臭を放つ。

黒腐病

葉縁の水孔付近から黄化し、葉脈から外側へ広がるV字形の黄褐色の病斑を形成して拡大する。

対処法

  • 予防

    カリフラワーの病気対策には、過湿を避けることが大切です。また、害虫がウイルスを媒介するので、防虫ネットをかけてひもで固定するなど、害虫対策をしっかりします。追肥などでネットをはずしたあとは、ひもがゆるんでいないか確認しながら再度ネットをかぶせ、侵入口ができないようにしましょう。根こぶ病、軟腐病は主に連作障害で発生するため、一度栽培した土での連続栽培を避け、新しい土で育てましょう。

  • 対処

    発生初期は、症状が出た部分を排除して様子を見ましょう。症状が広がる場合はできるだけ早く薬剤を使用します。

害虫

キャベツの仲間であるカリフラワーは、食害被害の多い野菜の一つ。対策をしないと虫に食べられてしまう可能性があります。

アオムシ・コナガ・ヨトウムシ類・アブラムシ類

アオムシ

モンシロチョウの幼虫。放っておくと葉の大部分を食べられてしまう。

コナガ

よく発生する害虫。野菜害虫の中で防除の困難な重要害虫とされている厄介な害虫。

ヨトウムシ類

夜行性で夜の間に葉を食害する。葉を食べつくす可能性がある。

アブラムシ類

葉や茎に群集し、植物の汁を吸う。ウイルス病を媒介する。

対処法

  • 予防

    防虫ネットをかける。
    薬剤を散布する。
    見つけ次第捕殺する。

    カリフラワーの害虫対策には、苗の植え付けが終わった段階で、防虫ネットをかけて育てるといいでしょう。
    防虫ネットをかける時のポイントは、あらかじめ葉裏や土などに害虫がついていないことを確認することです。また、防虫ネットをかけても、ネットを固定するひもがゆるんでいると隙間から入り込むことがあります。

  • 対処

    発生初期は、症状が出た部分を排除して様子を見ましょう。症状が広がる場合はできるだけ早く薬剤を使用します。

よくあるご質問

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