アース製薬

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べと病

生態・特徴

キュウリに発生したべと病
キュウリに発生したべと病
べと病の病斑(拡大)
べと病の病斑(拡大)

カビが原因

カビ(糸状菌)による代表的な病気の1つ。被害の野菜によって症状は異なるが、キュウリをはじめとするウリ科の場合は、葉の表側に葉脈に囲まれ角ばった黄色の斑紋が複数でき、葉の裏側には灰色のカビが生じる。キャベツ等のアブラナ科の場合は、輪郭がぼんやりとした淡い黄色の病斑が不規則にできる。
肥料不足によって肥料切れを起こし、株が軟弱になると発病しやすくなるため、適度な追肥が必要となる。日当たり・風通しのいい場所で管理し、水はけのいい土に株の間隔をとって植え、過湿を避けるように管理する。

発生しやすい時期

4~7月、9~10月。梅雨時期は特に発生が目立ち、真夏には発生が落ち着く。低温で多湿の条件で発生が増える。

発生しやすい植物

キュウリ、カボチャ、スイカ、メロン、ゴーヤー(ニガウリ)、ヘチマ等のウリ科の野菜。
キャベツ、ダイコン、カブ、ハクサイ、ブロッコリー、コマツナ等のアブラナ科。

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