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タマネギ(苗)

基本情報

基本情報

タマネギ(苗)

栽培難易度

タマネギ(玉ねぎ)はどんな料理にも深みを与えてくれる、名脇役と言える優秀な野菜。血液をサラサラにする働きも期待できるこのタマネギ(玉ねぎ)、実は病気や害虫、寒さにも強いため、手間がかからず、ご家庭でも簡単に栽培できるんです!

科名 属名
ユリ科ネギ属
収穫までの期間
苗植え付け後、約半年
主な病気
べと病・サビ病・萎縮病
主な害虫
ヨトウムシ類・アブラムシ類・アザミウマ類
生育適温
15℃前後(寒さに強い)
必要な栽培スペース
プランターの周囲に約10cmほど余裕があればOK
日当たりのよい場所
水やり
土の表面がかわいた時にたっぷりと行います。
寒い時期は、なるべく温かい午前中に水やりする。夏場は乾燥に気をつける。
弱酸性~中性(pH6.0~7.0)

栽培スケジュール

栽培スケジュール
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種まき・植え付け

準備

プランター
標準サイズでも構いませんが、縦30cm以上、幅80cm以上、深さが20cm以上ある中型~大型野菜用プランターがおすすめ
野菜用の培養土
市販の「野菜用培養土」を使うと手間がかからず、プランターに入れるだけなので簡単です。
化成肥料
元肥タイプを使用しない場合に化成肥料を土に混ぜます。また、生育中の肥料として使用します。
底石用の軽石+ネット袋
水はけをよくするためにプランターの底に入れます。その際、ネット袋があると片付けの際楽なので、ネットに入れて底に浅めに敷きます。
防虫ネット
害虫対策

植え付け

1. 苗の準備

購入時のポイント

初心者は苗を買うのがおすすめです。次のポイントに注意して苗を選びましょう。

  • 葉の色が濃く力強い
  • 根元が肥大しておらず、直径は6~8mm程度
  • 20~25cm程度の長さのもの

根が見える状態の苗であれば「根がしっかり生えそろっていて、株元と根の色は純白」なものが健康な苗です。

小さすぎる苗は、生育不良の原因になります。また大きすぎる苗は春に「とう立ち」といって花が咲いてしまい、食用部分が育たなくなってしまうので選ばないようにしましょう。

2. 苗の植え付け

プランターの準備

プランターに、「鉢底石」を底が見えなくなるまで入れ、その上に市販の「野菜用の培養土」を入れましょう。水やりの際に土が流れ出ないようにするため、培養土はプランターいっぱいに入れずに、フチから2~4cm程度余裕を残して入れます。土を入れる目安は、プランターの7分目ほどです。

植え付けのタイミング

早生品種は11月中旬~下旬
中生~中晩生品種は11月下旬~12月上旬

品種によって違うため、園芸店などで確認しましょう。

植え付け方

タマネギ(玉ねぎ)の苗は、深く植え付けないのがポイントですが、根本の真っ白な部分には土を完全にかぶせることが大切です。
苗の葉が分かれている部分は、土をかぶせず、土表面から程よく離れるようにしましょう。
大型のプランターの場合は、株間5cmで、苗10株(5株×2列)を植えるとちょうどいいです。

タマネギ(玉ねぎ)は寒さに強いので、極端な寒さや乾燥の心配がなければ、ビニールネットなどで保温する必要はありません。

水やり

苗を土に植え終わったらたっぷりと水やりを行いましょう。植え付け以降は、土の表面が乾いた時にたっぷりと行うようにします。寒い時期は、なるべく温かい午前中に水やりするのがポイントです。

生育に影響するので水切れを起こさないように注意しましょう。特に、夏場の気温が高い時期に植えた場合は、乾燥に十分気を付けて下さい。

栽培・収穫

育て方

1. 冬場の管理方法

冬場は、寒さで下葉が枯れてきます。枯れた葉をそのままにすると、腐ったりと不衛生になりがちなので、晴れた日に摘み取っておきましょう。

2. 追肥・土寄せ

苗が育ってきてから肥料を与えることを追肥といいます。タマネギ(玉ねぎ)を大きくするために、追肥をして栄養を与えましょう。
タマネギ(玉ねぎ)は、植え付けの翌年の3月中旬頃になると、かなり株が育ってきます。成長が活発になるため、この時期に肥料切れにならないようしっかり追肥をすることが大切です。

方法

2週間に1回、化学肥料を施します。土1L当たり1g(土が20Lなら20g)が目安です。
プランターのふちに沿って土に肥料をまきましょう。葉にかからないようにするのがコツです。肥料を与えたら、根元に土を寄せて、株が転倒するのを防ぎましょう。
3月下旬以降は、品質低下の原因になる可能性があるので追肥はしないようにしましょう。

収穫

タイミング

1月下旬~12月上旬に苗を植えていれば、6月上旬から順に収穫することができます。
タマネギ(玉ねぎ)は、肥大が完了すると、茎が倒れます。全体の7割ほどが倒状したら収穫の合図です!茎は全部枯れる前、まだ緑が残っているうちに収穫するといいでしょう。

収穫方法

葉の根元をしっかり掴んで、そのまま引き抜きます。

保存方法

日に当てて乾燥させたら、5株ほど葉の部分を縛って、風通しがよく日の当たらないところに吊るして貯蔵することができます。茎を切断すれば、ネットや網カゴ、紙袋や新聞紙などに入れて1~2ヵ月の貯蔵が可能です。
小さめのものは腐りにくいので、大きめのタマネギ(玉ねぎ)から使うといいですよ。

病気・害虫

病気

タマネギ(玉ねぎ)は比較的病気に強い野菜ですが、環境によって発病したり、ウイルスに感染する場合もあります。注意深く観察するようにしましょう。

タマネギ(玉ねぎ)は、湿度が高く風通しが悪い環境になると、べと病やサビ病が発生しやすくなります。また、萎縮病はアブラムシ、アザミウマなどの害虫が伝播するウイルスによっておこります。

べと病・サビ病・萎縮病

べと病
葉の脈に沿って淡黄白色の斑点ができ、病斑の裏に白カビが生える。

サビ病
円形や楕円の小斑点ができ、やがて表皮がやぶれて黄色の胞子が露出する。

萎縮病
葉にモザイク状の斑点が出たり、葉が波打ったりしながら萎縮して枯れる。

対処法

  • 予防タマネギ(玉ねぎ)の病気対策には、水はけのよい土づくりを心掛け、過湿を避けることが大切です。
    また、食害性害虫がウイルスを媒介するので防虫ネットをかけてひもで固定すると、害虫対策になります。追肥などでネットをはずしたあとは、ひもがゆるんでいないか必ず確認して、侵入口ができないようにしましょう。
  • 対処サビ病に対してタマネギ(玉ねぎ)は抵抗性があるため、大発生の可能性は低いですが、発病したら早く抜き取ることが大切です。健全な苗を植えることや、一度栽培した土での連続栽培をさけ、新しい土で育てること、高温多湿をさけることが病気を防ぐ基本です。
    発生初期は、症状が出た部分を排除して様子を見ましょう。症状が広がる場合はできるだけ早く薬剤を使用します。

害虫

タマネギ(玉ねぎ)の苗は、害虫対策をしないと虫に食べられてしまう可能性があります。食害を防ぐためには、虫を寄せ付けない対策が必要です。ヨトウムシ類は雑食性のため、辛みのあるタマネギ(玉ねぎ)でも食べてしまう恐れがあります。タマネギ(玉ねぎ)の苗の根元から食害され、ちぎられて実に入ってしまう場合、すぐに対処しましょう。

アブラムシ類・ヨトウムシ類・アザミウマ類

アブラムシ類
葉や茎に群集し、植物の汁を吸う。ウイルス病を媒介する。

ヨトウムシ類
夜行性で夜の間に葉を食害する。葉を食べつくす可能性がある。

アザミウマ類
細長い虫が葉の汁を吸い、葉がカスリ状に白くなる。

対処法

  • 予防薬剤を散布する。
    見つけ次第捕殺する。
    タマネギ(玉ねぎ)の害虫対策としては、害虫を見つけた場合は早めに駆除するのが大切です。
    必要なときは薬剤で処理しましょう。
  • 対処発生初期は、症状が出た部分を排除して様子を見ましょう。症状が広がる場合はできるだけ早く薬剤を使用します。

この栽培に役立つ情報

病害虫図鑑

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