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タマネギ

虫も病気も発生していないのにタマネギが大きくなりません。

虫も病気も発生していないのにタマネギが大きくならずに収穫できない場合、種まきや苗の定植の適期を逃してしまったか、肥料不足などが原因だと思われます。タマネギは他の野菜と比較するとタイミングが難しく、苗の定植期に育苗または苗の購入が間に合わないと生育不良になりやすいです。逆に苗が大きくなりすぎても「とう立ち」してしまい食用部分が育たなくなってしまいます。

ネギ属のタマネギに発生する病害虫と言えば、害虫ではネギアブラムシ、ネギアザミウマ、ネギコガ、ヨトウムシ類病気ではべと病さび病、萎縮病、腐敗病等が挙げられます。害虫や病気の発生も生育不良の原因になるので注意しましょう。また、追肥をまったくしないと栄養が足りず、大きくなりにくいので注意してください。

品種にもよりますが、タマネギの種まきの適期は9月上旬~下旬で、約50~60日かけて育苗し、10月下旬~11月下旬までに定植します。株元の太さが直径6~8mmになり、草丈が20cm以上になったら植え付けてください。

タマネギの場合はチッソ:リン酸:カリ=8:8:8か、リン酸がやや高めの肥料がおすすめです。元肥入りの培養土を使って育苗し、草丈6~8cmになった頃に追肥して様子を見て、草丈15cmを超えた頃にまた追肥します。このとき苗に肥料があたらないように注意しながら与えてください。

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