アース製薬

家庭菜園の年間スケジュール・
栽培プランを立てて、楽しく野菜づくり。

お店にたくさんの苗や種が並ぶ季節になると、毎年ガーデニングをしている方もガーデニング初心者さんも、みんな気持ちがウキウキしてきますよね。ただ悩ましいのは「どの野菜を選べばいいのか」ということ。特に園芸経験が少ない人ほど、何を選んでよいか迷ってしまうのではないでしょうか。野菜づくり計画の立て方と季節別おすすめ野菜、そして注意すべきポイントについてまとめました。

ガーデニングの楽しみ方2019/04/25

年間スケジュールと春夏スタート野菜

野菜づくり計画の立て方

野菜づくりは、楽しく続けることが何より大切です。まずは自分が育てたいと思う野菜を、自由にリストアップしてください。次にリストアップした野菜の栽培に適した時期や、野菜の特徴について調べてみましょう。栽培時期や特徴は、購入した種の袋や苗札に書かれていることが多いのでチェックしてみてください。野菜は栽培時期で大きく「春から夏にかけてスタートする野菜」「秋から冬にかけてスタートする野菜」「春から秋にかけていつでもスタートできる野菜」に分けることができます。

例えばトマトは苗を春の4月中旬から5月初旬に植え付けて、7月から8月頃に収穫できます。キャベツは秋の9月中旬までに植え付けて、11月から12月頃に収穫が可能。つまりトマトは「春から夏にスタートする野菜」で、キャベツは「秋から冬にかけてスタートする野菜」となり、栽培時期が重ならないため同じ場所で順番に効率よく育てることができるのです。ちなみにコマツナルッコラは真冬以外は栽培できる「春から秋にかけていつでもスタートできる野菜」であることに加え、早ければ1ヵ月ほどの短期間で収穫できるので、空いているスペース・期間があればその間に育ててみてもいいですね。
栽培スペースと育てたい野菜の栽培時期を照らし合わせ、無理なく育てられるようなら野菜づくり計画は概ね完成です。

春から夏にスタートしたいおすすめ野菜:ミニトマト・ピーマン

「何を育てたら良いかわからない」「失敗しにくい野菜からトライしたい」という方には、育てやすく収穫量の多いミニトマトピーマンをおすすめします。どちらも「春から夏にスタートする野菜」ですので、春先の苗が販売される時期に購入してください。

ミニトマトの栽培

ミニトマトの苗は4月中旬から5月初旬に植え付けます。収穫までの期間は約3ヵ月なので7月から8月頃に収穫時期を迎えます。実が赤くなったものから順次収穫し、収穫が終わって変色した下葉は取り除き、風通しをよくしておきましょう。

ピーマンの栽培

ピーマンの苗は4月中旬から5月中旬に植え付けます。収穫までの期間は約40~50日なので6月から8月頃まで、比較的長く収穫時期を楽しめます。実の大きさが5~6cmになったら収穫しましょう。

春から夏にスタートしたいおすすめ野菜:エダマメ・オクラ

育てるのが難しそうなイメージのあるエダマメ(枝豆)やオクラですが、プランターでも比較的簡単に育てることができます。栄養豊富で夏の代表的な野菜であるエダマメやオクラを、自宅で育ててみませんか?

エダマメの栽培

エダマメは種からでも育てられますが、初心者は苗からの方が失敗が少なくておすすめ。苗は4月中旬から5月中旬に植え付けます。収穫までの期間は50~60日なので、7月下旬から8月頃に収穫時期を迎えます。豆が太ったものから収穫、または株ごと抜きましょう。

オクラの栽培

オクラの苗は5月から6月中旬に植え付けます。収穫までの期間は約2~3ヵ月で、7月から10月頃まで長く収穫を楽しめます。実の成長が早いので、5~7cmくらいになったタイミングを逃さずに収穫しましょう。遅れると実は硬く、筋っぽくなります。

秋冬スタート野菜と栽培の注意点

秋から冬にスタートしたいおすすめ野菜:ジャガイモ・キャベツ

春夏スタートの野菜に比べると数は少ないですが、秋冬スタートに向いている野菜もあります。秋冬は春や夏よりも害虫が少なく、屋外ガーデニング作業が涼しい環境でできるというメリットも。春夏栽培の後にチャレンジしてみてください。

ジャガイモの栽培

ジャガイモは園芸店や種苗店で販売している、専用の種イモから育てましょう。8月上旬~中旬に植えると、収穫までの期間は約90日なので11月頃には収穫時期を迎えます。花が咲き終わり葉や茎が黄色く枯れ始めたら、収穫期の合図です。

キャベツの栽培

キャベツの苗は8月中旬から9月中旬に植え付けます。収穫までの期間は約90~100日で、11月から12月にかけて収穫時期を迎えます。真ん中の結球部を押さえてみて、固く締まっていれば収穫適期です。

秋から冬にスタートしたいおすすめ野菜:ニンジン・ホウレンソウ

ニンジン(人参)とホウレンソウ(ほうれん草)は、秋冬を代表する緑黄色野菜です。種から育て、寒い季節でも丈夫に育ちます。途中で間引いたものも、美味しくいただけるので一石二鳥。コストパフォーマンスの良い野菜と言えますね。

ニンジンの栽培

ニンジンは7月から8月頃、種を蒔いて育てます。収穫までの期間は約100日で、10月下旬から12月頃に収穫できるようになります。根元の根の直径が4~5cmになったら収穫しましょう。大きくなり過ぎると割れてしまうので、早めの収穫を。

ホウレンソウの栽培

ホウレンソウは9月頃に種を蒔き、収穫までの期間は約30日から50日ですので、10月中旬頃からに順次収穫が可能です。背丈が20cmくらいに育ったら、株ごと抜き取ります。収穫が遅れて花茎が伸びてしまうと、硬くて食べられなくなってしまいます。

継続して育てるなら、注意しておきたいこと。

  1. 連作障害

    同じ場所で同じ野菜の作物を繰り返し栽培すると、植物の生育が悪くなったり、特定の病害虫が増加したりするなどの障害が起こることがあります。これは連作障害と呼ばれ、症状が進むと株が全滅してしまうこともあり注意が必要です。
    連作障害を未然に防ぐために、野菜づくりを休む期間を作るようにしましょう。 栽培間隔を何年あければよいかは「輪作年限(りんさくねんげん)」を目安にします。例えばキャベツ・ハクサイなどのアブラナ科の植物は1~2年、キュウリゴーヤーなどのウリ科の植物とエダマメ・インゲンなどのマメ科は2~3年、トマトナスピーマンジャガイモなどのナス科3~4年程度、間隔をあけることをおすすめします。
    とは言え、何年も作物を作らないままではスペースがもったいないので、その期間は別の野菜を植えること=輪作(りんさく)をしましょう。科の違う植物を植えれば問題ありませんので、例えばアブラナ科のキャベツを育てた後にウリ科のキュウリを育てる、などならOKです。連作障害の出にくい、コマツナタマネギズッキーニなどを育ててもいいですね。

  2. 肥料

    肥料には、植物を植え付ける時にあらかじめ与える元肥(もとひ)と、植物の成長に合わせて不足してくる養分を補うために与える追肥(ついひ)があります。プランターなどの小さいスペースで連続して育てていると、栄養分が不足してくる可能性も。葉の色が悪くなってきたり、葉や蕾が小さくなってきたりしたら、肥料切れを疑って肥料を施しましょう。
    固形肥料はゆっくり効くのが特徴で、株に直接触れないように鉢の縁に沿って置いてください。早く効いて欲しいなら速効性のある液体肥料を、花や蕾にはかからないように少しずつ何回かに分けて与えましょう。

  3. 土のリサイクル

    ベランダガーデニングでは、植物を栽培し終わった後の土の処理に困りますよね。一度使用した土を、続けて他の植物の栽培に使用する事もできますが、古い土ではうまく植物が育たない場合も。そんな時は、土のリサイクルをして再利用しましょう。ポイントは、目の粗いふるいなどを使って古い根などを取り除き、日光消毒と土壌改良(腐葉土や植物性堆肥の追加)を行うことです。

いかがでしたか。ちょっと難しく感じたかもしれませんが、野菜づくりの腕をあげるには「まず実行すること」が何より効果的です。最初は上手に育たないかもしれませんが、自分の好みや育てている環境に合う野菜を色々試してみて、少しずつ収穫量アップを目指していきましょう。

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