キャベツにアオムシがつき穴だらけなので何とかしたいです。
アブラナ科のキャベツには、アオムシ・コナガ・ヨトウムシ類がよく発生しますが、中でもモンシロチョウの幼虫のアオムシが発生しやすいです。
アオムシは春から秋にかけて数回発生しますが、5~6月は特に発生が増えます。細かい短い毛の生えた緑色のイモムシであれば、アオムシである可能性が高いと思います。
すでに食害が始まっている場合は、キャベツのアオムシに適用のある薬剤を散布するのがおすすめです。食品原料生まれの殺虫殺菌スプレーもありますのでぜひご検討ください。
まだ植え付けしたばかりで食害が始まっていない場合には、防虫ネットや産卵忌避効果のある薬剤の使用もおすすめです。
卵を産みつけられたあとにネットをかけると、余計に害虫を発見しにくくなってしまうので、ネットを活用する場合はその点に気を付けてみてください。植え付け時にかけてあげると被害に遭いにくいです。モンシロチョウの雌は1匹あたり200個ほどの卵を、1個ずつ産みつけますので、長細い黄色い卵が葉についていないかチェックして、ついていたらとりましょう。

キャベツ等アブラナ科に発生しやすいアオムシ