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コスパ最高!
家計に優しい、1ヵ月で育つ野菜5選。

「野菜が高い!」という声が、近年よく聞かれるようになりました。毎日食卓に上る食材だからこそ、ちょっとした値上がりも家計に響くので本当にキビシイですよね。鮮度が良くて、栄養価が高くて、お値段が安い野菜を確保するのは難しいことなのでしょうか…?それならいっその事、自分で野菜を育ててしまいましょう!短期間で育つおすすめ野菜を5種類、ご紹介します。

野菜・花・果樹 育て方2018/07/19

野菜の育て方と活用

スクスク育つお手軽野菜の代表格「コマツナ」

真冬以外はほぼ1年中栽培可能、お手軽野菜の代表格とも言えるのが、この「コマツナ(小松菜)」。意外かもしれませんが、栄養価が高い緑黄色野菜でもあります。約1ヵ月半で収穫できる上に、育てている途中に間引いた葉もベビーリーフとして美味しくいただけるので、「ちょっと野菜が欲しいな」という時にピッタリです。野菜炒めに、煮浸しに、ナムルにと、使い方は自由自在。軽く下茹でしたものを冷凍しておけば、常備野菜としても大活躍します。

栽培

3月~10月の間、いつでも種から育てられます。

  1. プランターに元肥入りの野菜用培養土を入れ、10~15cm間隔でスジまき(溝をつけた上に種をまく方法)します。
  2. 双葉が出揃ったら、形の悪い苗を間引いて株間を3cm程にしましょう。コマツナは成長が早いため、本葉が3~4枚になったら2回目の間引きをして株間を5cm程にします。またこの時、追肥として化成肥料を施しましょう。
  3. アブラムシ・アオムシ・ヨトウムシを発見したら、捕殺、または薬剤の散布をおすすめします。草丈が10cmくらいに育ったら、間引きを兼ねて収穫が可能に!草丈が20~30cmのタイミングで、全ての株を収穫しましょう。

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使い道いろいろ!「ベビーリーフ(ミックスリーフ)」

ベビーリーフとは、発芽後30日ほどで収穫した野菜やハーブ類の、若い葉っぱの総称です。お店では数種の葉物野菜の種をミックスしたものが売られていて、「ベビーリーフ」「ミックスリーフ」「サラダミックス」「ガーデンレタスミックス」など呼び名は様々。ブレンドにも特徴があるので、種袋に書かれた野菜の種類をよく読み、好みのものを選んでください。サラダに使うならクセの少ないレタスやミズナ、イタリア料理に使うならルッコラやマスタードリーフなど辛みのある葉がおすすめです。

栽培

種類によって異なりますが、春まきなら4~6月、秋まきなら9~10月頃を目安に。

  1. プランターに元肥入りの野菜用培養土を入れ、種が均一になるようにバラまきしましょう。上から軽く土をかぶせたら、種が流れないようにジョウロで優しくたっぷりと水やりします。
  2. 若い葉なので比較的害虫の被害は少ないですが、食害されているならヨトウムシの可能性がありますので捕殺などの対策を。アブラムシには、食酢など食品成分のスプレー剤で対策しましょう。
  3. 葉が出てきたら、つど間引きしながら収穫を。若い葉の方が柔らかく、苦みも少なめです。約1~2ヵ月ほど収穫を楽しめますが、2ヵ月半ほど経ったら株ごと抜き取ります。

ほぼ1年中収穫可能な「コカブ(カブ)」

実はもちろん栄養価の高い柔らかい葉も食べられる、一石二鳥なお得野菜「コカブ(カブ)」。特にプランターで育てやすく、種類が多くて1ヵ月半で育つ直径5~6cm程のコカブがおすすめです。収穫したらサラダや漬物、煮物などに、また間引いた葉もお浸しや汁物の具として上手に活用しましょう。ほぼ一年中栽培できますが、害虫が気になるなら秋まきの時期がベター。

栽培

種から育てます。春まきは3月下旬~4月頃、秋まきは9~10月上旬頃に。

  1. 深さが10cm以上あるプランターに元肥入りの野菜用培養土を入れ、10~15cm間隔でスジまきをします。春まきは虫が発生しやすいため、あらかじめ害虫対策剤を土に混ぜておくのも手ですよ。
  2. 種まきから2週間後、生育の良いものだけを残して1回目の間引きを。更に1~2週間経った頃に2回目の間引きをし、その後に化成肥料を施します。根の部分が見えているようなら、このタイミングで土寄せ(土を寄せて盛ること)をしましょう。
  3. 3回目の間引きは、2回目の間引きから1~2週間後に。根が5cm以上になったら収穫適期ですので、株元をしっかり持って引き抜きましょう。収穫が遅れると実が割れてしまうので注意!

1本で50個収穫できる!?「ピーマン」

食卓でお馴染みの「ピーマン」ですが、自宅で手軽に育てられるイメージはあまりないかもしれませんね。実は苗から育てれば約1ヵ月半で収穫できるようになり、しかも夏から秋までの長い間収穫できるので、コストパフォーマンスが非常に高い優秀野菜なのです。上手に育てれば1株で50個以上の収穫が見込めますので、炒め物に肉詰めに煮浸しにと、色々な食べ方が楽しめます。

栽培

失敗が少ないので、苗から育てましょう。5月上旬~6月上旬に植えると、6月下旬~10月中旬までが収穫期に。

  1. 1株であれば直径30cm程度、2株以上なら45L以上の野菜用大型プランターを準備します。野菜用培養土を入れたプランターに苗を植え付けたら、水をたっぷりとあげておきましょう。
  2. 植え付けてから2週間ほどで、支柱を立てます。一番花(一番最初についた花)の後に生える「わき芽」は摘み取った方が大きく育ちますので、早めに取り除きましょう。またこのタイミングで、追肥として化成肥料を施します。
  3. ピーマンはアブラムシとハダニが発生しやすいため、あらかじめ予防剤をスプレーしておくと良いでしょう。開花後2週間頃、実の大きさが5~6cmになったら収穫期です。こまめに実を摘み取るようにすると、株が疲れず長く収穫できます。

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土の準備不要!室内で楽々育つ「スプラウト」

最近耳にすることが多くなった「スプラウト」。実は野菜名ではなく、発芽直後の新芽の総称なんです。発芽したばかりの野菜は柔らかく味も濃厚で、ビタミンやミネラルなどの栄養素が豊富。よく知られているのは、大根のスプラウト「カイワレダイコン」、エンドウのスプラウト「豆苗」、ブロッコリーのスプラウト「ブロッコリースプラウト」など。スーパーで買うのも良いですが、室内で栽培できて土なども必要ないので、この機会に自宅で育ててみませんか?

栽培

室内で一年中栽培可能。(真夏は水が腐る可能性があるので、涼しい場所に。)

  1. お皿やプラスチック容器などに、キッチンペーパーやコットンなどを薄く敷き、水を含ませます。その上にスプラウト用の種(ブロッコリー・豆苗・カイワレダイコンなど)を、種が重ならないようにまきます。。
  2. 芽が出るまで暗い場所に置きましょう。水がなくなれば、霧吹きか、種が動かないように端からそっと水を加えます。
  3. 芽が出たら明るい場所に移動させます。水切れを起こさないように気をつけてください。1~2週間ぐらいで茎が5~6cmになったら収穫です。

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いかがでしたか?自分で育てた野菜は、いつもより一層おいしく感じられるはず。まずは短期間で収穫できる野菜からチャレンジして、野菜作りの楽しさを実感してくださいね。

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