02 キケンな虫の解説
咬む

武器は、毒を注入するツメ トビズムカデ

トビズムカデ

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  • 生態について

    分類
    オオムカデの仲間
    住んでいる地域
    本州(東北地方以南)〜南西諸島
    大きさ
    80〜150mm
    成虫が
    見られる時期
    4〜10月
    • 大きさ

      本当の大きさ

      ※1目盛り=1mmです。
      ご利用環境により、
      大きさは異なって見えます。

    • 鋭い毒ヅメが2本あります。 脚が顎のように変化したもので、正式には顎肢といいます

      鋭い毒ヅメが2本あります。
      脚が顎のように変化したもので、正式には顎肢といいます

  • 健康リスク

    痛み
    かゆみ
    感染症リスク
    症状
    激しい痛み・赤く腫れる

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トビズムカデの

Q & A

  • Q.1どこにいますか?
    昼間は石や落ち葉などの下の湿った場所で休んでいます。夜になると昆虫や生き物の死骸など食べ物を探して活動します。家の中で見かけるのもほとんどが夜です。
    • 住宅地

      住宅地

    • 森・林

      森・林

    • 公園

      公園

  • Q.2咬む理由は
    なんですか?
    ムカデはゴキブリなどを食べる肉食性で、触角で獲物を探りあてたら毒ヅメて咬んで弱らせてから、小顎などを使って食べます。身を守る時にも毒ヅメを使います。
  • Q.3咬まれたら
    どうなりますか?
    家の中に入ってきたムカデに気がつかずに触って、毒ヅメで咬まれることがあります。ムカデは毒ヅメから毒を注入する為、激しく痛み、赤く腫れます。
ひとくちメモ

湿気と暗がりが好きなムカデは、玄関に迷い込んだ時には、靴に潜り込むこともあります。

キケンな虫の真実

実は、健気に子育てをする

母ムカデは80個ほど産んだ卵を約1か月もの間、飲まず食わずで守ります。カビが生えないように、いつも卵をなめてきれいにします。
小さな子ムカデが生まれてからも、自力で獲物が獲れるようになるまで、しばらくは抱いて守ります。
恐ろしい見た目でも、自分のことは差し置いて我が子の世話を続ける母ムカデ。母親の愛情は強いのです。

母の愛は強いのです

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