02 キケンな虫の解説
毒を出す

飛べないからといって油断は禁物 ヒメツチハンミョウ

ヒメツチハンミョウ

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  • 生態について

    分類
    甲虫の仲間
    住んでいる地域
    本州〜九州
    大きさ
    7〜23mm
    成虫が
    見られる時期
    3〜5月
    • 大きさ

      本当の大きさ

      ※1目盛り=1mmです。
      ご利用環境により、
      大きさは異なって見えます。

    • 花に登ってハナバチを待つ マルクビツチハンミョウの幼虫

      花に登ってハナバチを待つ
      マルクビツチハンミョウの幼虫

  • 健康リスク

    痛み
    かゆみ
    感染症リスク
    症状
    皮膚炎
ヒメツチハンミョウの

Q & A

  • Q.1どこにいますか?
    成虫は林や草地の地面を歩いて移動し、植物を食べて暮らしています。幼虫はハナバチの仲間の巣に入り込み、ハナバチの花粉団子を食べて成長します。
    • 草地

      草地

    • 森・林

      森・林

  • Q.2毒を持つ
    理由は
    なんですか?
    成虫は翅があっても短いので、飛んで逃げることができません。地面を歩いて暮らしていますが、そこにはカエルや小鳥など、虫を食べる天敵がたくさんいます。そこで、身を守る為に毒を持っているのです。
  • Q.3毒はどこから出ますか?
    刺激を受けると、脚や触角を縮めて死んだふりをします。そして、脚の関節から毒を含んだ黄色い体液を出します。
ひとくちメモ

ヒメツチハンミョウの幼虫が生き残る確率はものすごく低いので、メスは4000個もの卵を産みます。

キケンな虫の真実

幼虫はヒッチハイクで決死の旅に出る

卵から孵った幼虫は丈夫なツメで草をよじ登り、花で虫が来るのを待ちます。花に来た虫にヒッチハイクをする為です。
乗り移ったのがハナバチのメスなら運がいい!ハナバチの体にしがみついて空を飛び、ハナバチの巣までたどり着き、ハナバチが幼虫の為に用意した花粉団子を食べて育ちます。
幼虫が生きられるのは4日間だけ。もしも乗る虫を間違えたら生き残れないのです。

歩いていても決して掴まないで

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