レモンの葉がかじられていて、よくみたらイモムシがいました。
レモンなどのかんきつ類につきやすいアゲハ類の幼虫ではないでしょうか。一般的なのはナミアゲハで、終齢幼虫(5齢幼虫)になると緑っぽい体色に変化し、食欲も旺盛です。幼齢幼虫のときは黒褐色でサイズも小さく、食べる量も少ないので、初期に対策すると被害も小さくすみます。
春から秋にかけて数回発生(4~11月)します。暖地では5回以上発生することもあります。
かんきつのアゲハ類に適用のある薬剤を散布するのがおすすめです。かんきつに適用のある薬剤は、レモンにも使用できます。

アゲハの幼齢幼虫と卵

アゲハの幼齢幼虫(1〜4齢幼虫の体長約4〜20mm)

レモンの葉を食べるナミアゲハの終齢幼虫(約45mm))