アース製薬

ベランダでレモンやブルーベリーを育てる方法。
おすすめの品種と栽培のコツは?

「果樹を育ててみたいけど、ベランダだと狭いし、野菜や花に比べて育てるのが難しそう…」と思っていませんか?実は場所をとらずに育てられる果樹もありますし、種類によっては病気にも強いものもあり、コツをつかめばたくさん収穫することも可能ですよ!初心者でも育てやすい果樹の品種や栽培のポイント、収穫のタイミングなどをお教えします。

野菜・花・果樹 育て方2017/05/18

レモンの育て方

レモン:おすすめの品種

さわやかな香りや酸味が楽しめるレモン。ビタミンCと疲労回復に役立つクエン酸が多く含まれていることでも知られていますね。
レモンの木は丈夫で栽培しやすく、それほど手がかからないのでおすすめの果樹です。初心者は鉢植えから育てましょう。比較的寒さに強い「リスボン」や、果汁が多い「ユーレカ」、酸味が少なく丸みをおびた形の「マイヤーレモン」などの品種を選ぶと良いですよ。

レモンの特徴と育て方

レモンは暑さに強く、日光を好むので、日当たりの良いところに鉢を置いてください。寒冷地の場合は、冬の間は室内に置くと安心です。
レモンの枝には鋭いトゲがありますので、作業の時は厚手の軍手などで手を保護しましょう。5月中旬~下旬頃、白~薄いピンク色の香りの良い花が咲きます。

水やり

土の表面が乾いたら、鉢底の穴から水が流れ出るぐらいたっぷり与えます。夏の水切れに注意してください。いったん水が切れると、簡単に落葉してしまいます。

肥料

おいしい実をつけるために、肥料はたくさん必要です。鉢植えは3、6、10月に油かすなどの「有機質肥料」か、ゆるやかに長期間効く「緩効性化成肥料」を与えます。

収穫

10月~4月、大きな果実から収穫します。黄色くなり始めたらいつでも収穫できます。熟してしまうと酸味が減り、果汁が少ないスカスカな実になってしまうので注意。

剪定

3月~4月中旬、日当たりを配慮して、ほかより長い枝、混み合った枝を付け根から切り落とし間引きます。剪定で風通しを良くすることで、病害虫の発生を抑えられます。

病害虫

レモンは柑橘類を好むアオムシ(アゲハチョウの幼虫)がよくつきます。食欲旺盛で葉を食べつくしてしまうため、卵を見つけたらすぐに取り除くか、予防的に殺虫剤を使用すると良いでしょう。梅雨の時期にはかいよう病に注意。風によって果実や葉がこすれて傷つくと、そこから感染します。雨が当たらない軒先などに移動しましょう。

ブルーベリーの育て方

ブルーベリー:おすすめの品種

青紫色の実をたくさんつけるブルーベリーは、狭いスペースで手軽に楽しめる果樹のひとつです。ブルーベリーには多くの品種がありますが、主に、粒が大きく果皮が柔らかい「ハイブッシュ系」と、熟す前の実がウサギの目のように赤くなる「ラビットアイ系」に分けられます。初心者には「ハイブッシュ系」がおすすめです。(アースガーデンサイト「ブルーベリーの育て方」を参考にしてください。)

ブルーベリーの特徴と育て方

ブルーベリーは日光を好むので、プランターを日当たりの良い場所に置いてください。植え付けは、10月、3~4月の暖かい日を選びましょう。最初に育てる場合は鉢植えを購入すると育てやすいですよ。春になると、白い釣鐘型の花をたくさん咲かせます。

酸性の土壌を好みます。ブルーベリー用の培養土も売られていることも。盛夏や冬は避けて、6号以上(直径18㎝)の鉢に植えましょう。

水やり

土の表面が乾いたら、鉢底から水が流れ出るまでたっぷりあげましょう。

肥料

植え付け時に元肥を施し、その後は2~3カ月に一回程度。5月頃から1~2週間に一度、液肥をします。10月には「有機質肥料」を使うのがおすすめです。

収穫

青紫色に熟したものから手で摘み取ります。

剪定

1~2月、細い枝がたくさん出た枝を間引きます。古い枝は付け根から切ってください。花芽が多い場合は間引きます。

植え替え

2~3年に一度、一回り大きな鉢に植え替えましょう。

病害虫

アブラムシ、コガネムシに注意が必要です。アブラムシは、数が少ないうちに退治しないと、すぐに増えてしまうので早めに対処しましょう。薬剤が気になる方は、食品成分でできたスプレーも効果がありますよ。コガネムシは、見つけたら捕殺しましょう。

ラズベリーの育て方

ラズベリーの特徴と育て方

甘酸っぱくて、ケーキの飾りやジャムに使われるラズベリー。日本名「きいちご」、フランスでは「フランボワーズ」ともよばれます。冷涼な気候を好み、半日陰程度の場所で育てられます。植え付けは9月~3月が適期です。

水はけが良ければ土を選びません。7号以上(直径21㎝)以上の鉢に植えましょう。

水やり

1日1回程度、水をあげてください。10月~3月の期間は土が乾いたタイミングであげれば大丈夫です。

肥料

真冬以外は1~2週間に1度、液肥を与えます。冬は「有機配合肥料」を埋め込みましょう。

収穫

赤く熟したものから手で摘み取ります。6月~7月が収穫時期ですが、二季なり性(1年に2回収穫)の品種では、さらに10月~11月にも収穫できます。

剪定

1月~2月に行います。果実をつけた古い枝を元から切り、元気のよい枝を伸ばします。枯れた枝、混み合う枝は取り除きましょう。

病害虫

ラズベリーは病害虫がつきにくく、対策の心配もほとんどありません。

実が熟したら「鳥害」に注意!

レモン、ブルーベリー、ラズベリーなどの熟した実は、目立つためカラスやヒヨドリなどの鳥に狙われやすくなります。鉢の周りに防鳥ネットを張る、実がなっている枝に袋をかけるなどの対策をして、大切な果実を守りましょう。

いかがでしたか?育て始めは収穫量が少ないので食事のいろどりやスイーツの飾りにして楽しんで、収穫量が増えたら、料理にどんどん活用しましょう。ベランダや少ないスペースで育てる果樹に、ぜひ挑戦してみてくださいね。

おすすめアイテム

ページトップへ