アース製薬

  • facebook
  • LINE

ガーデニングの大敵、虫と病気。
植物のサインに気づいて早めの対処を!

せっかく楽しく花や野菜を育てていたのに、虫や病気が見つかってガッカリ…なんてことありませんか?害虫と病気に必要な日頃のチェックと、いざという時の「対処法」をまとめてみました。きっとお役に立ちますよ。

病害虫の対策2017/03/30

病害虫の対策、その前に

日頃からよく観察することが大事!

花や野菜に異変が起こる原因として、病気や害虫の影響が考えられます。ちなみに病気はカビや細菌・ウイルスなどの病原菌に感染して起こるもので、害虫は植物に害をもたらす虫のことです。
被害を最小限にするには、虫や病気が発生しにくい環境をつくるのはもちろん、日頃からよく植物を観察することが大事。ポイントは、

  1. 毎日の水やり時に状態をチェック
    葉が黄色くなっていたり、穴が空いていたりしたら病害虫のサイン!葉の表だけでなく裏もよく観察してみて。
  2. 発見したらすばやく取り除く
    虫がいたらつまみ取って、卵もあれば取り除きましょう。病気にかかったり、虫に食われたりした部分はすぐに摘み取ります。
  3. 病害虫の好む環境を改善する
    多くの虫や病気が好むのは、日当たりと風通しが悪く、湿度が高い状態。日当たりの良い場所に移し、間隔をあけて植えたり、成長に合わせて間引いたりして、風通しをよくしましょう。また、落ちた葉や花がらなど、病害虫のすみかになりやすいものはこまめに取り除きましょう。
  4. あらかじめ薬剤を散布する
    病気や虫を予防するため、前もって薬剤を使うのも効果的です。

植物の症状と病害虫について

害虫には、植物の葉や茎を食い荒らす「食害性害虫」と、汁を吸って生育を妨げる「吸汁性害虫」の2タイプがいます。

食害性害虫:

ケムシ、アオムシ、ヨトウムシ、コガネムシ、カミキリムシ、ゾウムシ、ナメクジ、カタツムリなど。

吸汁性害虫:

アブラムシ、カイガラムシ、コナジラミ、カメムシ、ハダニなど。

こんな症状は植物のサイン!

  • 葉に斑点やカビのようなものがついている
    ⇒ うどんこ病、黒星病など
  • 葉がしおれて元気がなく、葉や茎に小さな虫がついている
    ⇒ アブラムシ、ハダニ、コナジラミなど
  • 葉に穴が開いたり、食われたりしている
    ⇒ アオムシ、ヨトウムシなど
  • 芽や花、果実が食われている
    ⇒ コガネムシ、イモムシなど

薬剤を上手に使おう

被害を拡大させない薬剤の使い方とは?

害虫の中には、一夜にして葉を食い荒らしてしまうものも。病害虫の発生が広がる前に、上手に農薬を使って対処しましょう。農薬とひとことで言っても、使用目的や作物によって種類はさまざま。「殺虫剤」とは、害虫対策のための薬剤で「殺菌剤」は病気対策に使います。両方に使える「殺虫殺菌剤」もあります。

農薬には水で薄めて使う(希釈)タイプとそのまま使えるタイプ(AL剤)がありますが、初心者にはそのまま使えるタイプが手軽で使いやすいのでおすすめです。

散布のポイント

  • 葉の先からしたたり落ちるぐらいたっぷりかけて、葉の裏や茎の付け根などにもまんべんなくていねいに散布してください。病気にかかった葉や茎はまず取り除いてから散布を。
  • なるべく風のない日を選び、薬剤が室内や近隣に飛散しないよう注意しましょう。気になる場合は、プランターを大きなビニールで覆って散布してもよいでしょう。

薬剤以外の駆除方法とは?

  1. アオムシやヨトウムシなど大きめの害虫を発見したら、ピンセットや割りばしなどで1匹ずつつまんで取り除きましょう。
  2. あらかじめ防虫ネットや寒冷紗を張っておくと、虫だけでなく卵が産み付けられるのも予防できます。なるべく網目の小さなものを選んで。
  3. 粘着力の弱いクラフトテープなどで虫がついた部分を優しく押さえて取り除きましょう。
  4. 多くの昆虫はキラキラした光の反射を嫌います。アルミホイルなどの反射シートをプランター近くに置けばアブラムシなどが近づきにくくなるので試してみて。

食品成分でも虫と病気の予防・退治ができる?

野菜や果物など口に入る作物には、できるだけ農薬を使いたくないという方も多いのでは?そこでおすすめしたいのが「やさお酢」です。

お酢100%だから、苗から収穫直前まで何度でも使えるすぐれものです。オリジナルブレンドされたこのお酢を虫や病気が発生する前にスプレーしておけば、アブラムシ、ハダニ、コナジラミ、うどんこ病を予防することができます。殺虫効果もあり、虫が発生した場合はしっかり退治もできます。さらに、お酢の成分で植物がイキイキ育つというメリットも。

これ1本で野菜、花、ハーブ果樹まであらゆる植物に使えるため、薬剤を使い分ける面倒がなく便利!葉の表裏や茎にまんべんなくたっぷりとスプレーしてくださいね。

いかがでしたか?無理なくできる対策で、大切な植物を守りましょう!

おすすめアイテム

ページトップへ