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ズッキーニ

ズッキーニの葉や花にいる赤茶色の虫は、害虫ですか?

ウリハムシはその名の通り、ウリ科の植物につきやすいハムシで、農業害虫です。ズッキーニの他、キュウリカボチャメロンスイカ等のウリ科の植物によく発生します。

葉の表面を食害し、丸い穴をたくさんあけて、葉をボロボロにします。花も旺盛に食べるため、大量に発生すると収穫量も減ってしまいます。

主な発生時期は5~8月です。ウリハムシの成虫は6月頃になると株元の土に卵を産み、その卵が孵り幼虫になると、幼虫が土に潜って根を食い荒らしてしまうので植え付け初期は特に注意しましょう。

ズッキーニの苗が生育初期に被害に遭うと株へのダメージが大きいため、枯れることもあります。植え付ける際に園芸用の苗帽子(霜や強風、害虫や鳥からの防護用のキャップ)や防虫ネットを使用するのがおすすめです。

周辺でウリ科の植物を多く育てている場合は、成虫が産卵を開始する少し前、5月下旬頃からシルバーマルチ(地温抑制と防虫に効果のある農業用多層フィルム)を活用することで卵を産みつけられるリスクを減らすことができます。

成虫が発生したら、その都度、捕獲して退治します。ウリハムシは素早いため、活動が鈍い午前中を狙って駆除するようにしましょう。

ウリハムシの成虫(体長約7~8mm)

ウリハムシの成虫(体長約7~8mm)

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