パンジー・ビオラの花びらのシミは、病気でしょうか?
水やり・降雨によってシミができてしまっただけか、それとも灰色かび病などの病気によるものかは、花びらにどのようなシミ・斑点ができたかを見て判断しましょう。
灰色かび病の場合は葉にグレーのカビが生じ、病斑が広がっていきます。花びらにも脱色したような小さな斑点がつき、徐々に広がってやがて枯れます。気温20℃前後で、湿度が高いときに症状が出やすいです。
パンジー・ビオラは花びらが薄く、水やりや降雨によるシミができやすいです。プランターや鉢植えの場合は、雨の日の前日に軒下に移動させると、シミができにくく、花びらを美しく保てます。
雨によるシミであっても灰色かび病などの病気であっても、密植を避け、間隔をとって風通しのよい環境で育てることが大切です。花がらや枯れた葉をそのままにしておくと病気や害虫が発生しやすくなるため、こまめにとり除きましょう。また、水やりの際に花びらに掛らないよう、株元から水を与えるよう心がけてみてください。

斑紋状でない場合は病気の可能性は低い