ハムシ類のキスジノミハムシ(キスジトビハムシ)ではないでしょうか。幼虫の体長は4mmくらいで白っぽいイモムシです。成虫は体長3mmくらい。体色は光沢のある黒色で楕円形。黄褐色の帯状の斑紋があります。ノミのように飛び、活発に動き回ります。

3～4世代を繰り返し、4月から11月頃まで見られます。雨が少なく気温が高い夏に発生数が増えるので要注意です。寒さにも強く、冬でも食害が見られることも…。

飛翔しないため、連作を避けて作付けし、発生しにくい環境にします。

播種または定植直後に1mm目の防虫ネットをかけて飛来を防止しておくこともおすすめです。ネットをはるときはわずかな隙間もできないよう注意しましょう。

成虫は枯れ草の下等で越冬するため周辺の清掃と、アブラナ科をはじめとする雑草の除草をして産卵されないよう注意します。