多肉植物についた白いダンゴムシのような虫は害虫ですか?
多肉植物にもダンゴムシがやってくることはあるかもしれませんが、サイズが小さく白い場合には、コナカイガラムシ等のカイガラムシ類である可能性が高いです。雌成虫は体長2.5~4.0mmです。カイガラムシ類は成虫になると動かない種類もいますが、コナカイガラムシは成虫になっても移動します。
葉が重なり合っている部分に隠れて増殖していくこともあるので、葉と葉の間や株元など、太陽があまりあたらない場所をくまなく確認してみてください。
水で洗い流したくらいではなかなかいなくならないため、粘着剤のついた綿棒のようなものや爪楊枝(つまようじ)等で丁寧にとり除きましょう。このとき、カイガラムシ類がなるべく潰れないよう注意してみてください。
葉焼けを起こすくらいの真夏を除き、日当たりの良い場所で管理します。通年、風通しのよい場所で管理するのがおすすめです。

エケベリアの葉の隙間から出てきたコナカイガラムシ類

カイガラムシの吸汁被害によって葉色も悪化

コナカイガラムシ類は観葉植物によく発生する代表的な虫