ヒマワリに変わったカタチの虫がついています。
葉の表側が白くかすれ、葉の裏側に黒い点々が生じていませんか。その場合、グンバイムシ類かもしれません。
カメムシ目グンバイムシ科に属するグンバイムシ類は、カメムシのように吸汁するタイプの害虫です。ヒマワリにつきやすいのはアワダチソウグンバイで、年3~4回発生を繰り返します。主な発生時期は6月~10月頃。主に葉裏から吸汁するため、その痕が残って葉の表側が白っぽくかすれたようになり、葉裏には排泄物がついてその部分が黒っぽくなります。
ヒマワリのアワダチソウグンバイに適用のある薬剤を使用するか、粘着剤のついた綿棒やセロハンテープなどで捕獲してください。
虫は弱った苗につきやすいので、元気に育ててあげることも重要です。ヒマワリにはグンバイムシ類の他、アブラムシ類やハダニ類がつきたすいため、そういった害虫の対策を行って元気に育てるようにしましょう。害虫が発生していないか、葉裏もしっかり確認してください。

アワダチソウグンバイの成虫

セイタカアワダチソウについたアワダチソウグンバイ