母の日にもらったカーネーションの花束を長持ちさせるには?
せっかくプレゼントしてもらったカーネーションですから、ぜひ長持ちさせたいですね。母の日がある5月はやや気温が高く、寿命(キレイに咲いている期間)は1~2週間前後と言われております。気温が低い冬はもう少し長持ちしますが、お手入れ次第では春夏も長持ちさせることが可能です。
切り花全般に言えることですが、花を長持ちさせるコツは、茎の切り口のお手入れをすること、水をキレイに保つことです。
茎の切り口から水を吸うので、花瓶に入れる前に切り口を斜めに水の中で切って(水切り)、水を吸う面積を広くします。切り口に菌がつくのを防ぎ、水の吸い上げをよくするため、数日に1回、水の中で斜めに茎を切る作業をしてみてください。このとき、切れ味のいい清潔なハサミを使いましょう。
水をキレイに保つため、水は毎日交換しましょう。水道水だとどうしても菌が繁殖して水を吸う茎の切り口を塞いでしまい、元気がなくなったり早く枯れてしまったりします。
より長持ちさせたい場合には、「切り花延命剤」の使用がおすすめです。必要な栄養素と、水の中に発生する菌の繁殖を抑える成分が入っていて、通常の水道水だと約1~2週間しか花が持たないところ、延命剤を使うと約2~4週間と、倍くらいに長持ちします。

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