バラの蕾が黒く変色して、ポキッと折れてしまったのはなぜ?
クロケシツブチョッキリ(バラゾウムシ)による被害などが考えられるでしょう。ゾウムシ類のクロケシツブチョッキリはバラによく発生するため「バラゾウムシ」と呼ばれます。産卵する際に、蕾や新芽に穴をあけてしまうため、穴の周辺が黒くなり、花首が折れます。このような症状を発見した際はこの虫を疑ってみてください。
穴があいている新芽や蕾は、既にクロケシツブチョッキリ(バラゾウムシ)が卵を産みつけている可能性が高いです。そのため、被害に遭った部分をカットして取り除きましょう。また、地面に落ちている蕾も残らず除去してください。

バラゾウムシの被害

バラの蕾に穴をあけるバラゾウムシの成虫