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ガジュマル(観葉植物)

基本情報

丸味をおびたフォルムが特徴的な観葉植物ガジュマルは、クワ科イチジク属の植物です。インドやオーストラリアなど暖かい地域原産の植物ですが、初心者でも比較的育てやすいので人気があります。
幹や茎から何本も生えている、ヒゲのような根は「気根」と呼ばれます。育つと太い幹に成長するので、切らずにそのまま育てましょう。

自然に自生しているガジュマルは、なんと高さが20mを超えることもあるそうです。日本の中だけでも約20種類あると言われているガジュマルですが、一般的に流通している苗は小さいものから大型のものまで見た目も様々。個性的な樹形が目を楽しませてくれるので、種類や大きさ、育った形など、好みに合わせて選んでください。

ガジュマル(観葉植物)

温度

熱帯地域で育つガジュマルは、温暖で湿潤な環境を好みます。寒い場所が苦手なのでできるだけ気温は25℃以上、湿度は高め(80%以上)にしましょう。乾燥が気になる時は霧吹きなどで葉水して湿度を保ち、気根が育ちやすいをキープしてください。
基本的には明るい日当たりの良い場所で育てます。ただし夏場の強すぎる日差しでは、葉焼けを起こしたり気根にダメージを与えたりする恐れがあるので、直射日光ではなくレースカーテン越しでの日光を当てるのなどの調整をしましょう。

日当たりが少なすぎると、ひょろひょろになったり葉がねじれたりしてしまいますが、比較的耐陰性もあるので、屋内でも日光が当たる明るい場所なら問題なく育てられます。
エアコンの風が直接当たる場所に置くと葉が傷んでしまうので、直接当たらない場所で管理してください。

育て方

1. 水やり

ガジュマルは湿度の高い環境を好みますので、春~秋は土の表面が乾いたら、鉢底から水が出るまでたっぷりと水を与えてください。夏場は特に乾燥しやすいため、水切れには注意が必要です。
気温が低くなる秋から冬にかけては、あまり水を必要としなくなるので、水やりを減らしましょう。この時期に水をやりすぎると土が腐り、根腐れを起こす原因となってしまいます。水やりは土の表面が乾いてから、2〜3日を目安に与えます。

2. 肥料

肥料がなくても十分に育ちますが、与えるなら生育期である春から秋の時期がベストです。観葉植物用の肥料が販売されていますので、それを使用するのが良いでしょう。
与える肥料は固形肥料と液体肥料のどちらでも大丈夫ですが、液体肥料の場合は濃度に気をつけて希釈して与えましょう。与えすぎは根腐れの原因になります。

3. 栽培環境と栽培のポイント(増やし方含む)

  • 生育環境

    室内で育てる場合、日当たりの良い窓際に置きます。夏場の強い日差しはレースカーテンなどで調整を。
    冬は温かい室内の窓際に置いてあげましょう。耐寒性もあり5度以上であれば越冬できますが、夜間など窓際の温度が下がる際には、部屋の中心部分に移動させてください。

  • 剪定

    ガジュマルは生育旺盛でどんどん枝が伸びていきますので、風通しを良くするために定期的に剪定をしましょう。
    生長期の5〜7月頃に剪定を行うのが、株に負担がかかりにくいのでおすすめ。特に枯れている枝や元気がない枝、邪魔になっている部分はバッサリ切り落としましょう。
    剪定直後は、直射日光の当たらない場所で様子を見てください。剪定に問題がなければ、1週間ほどで脇芽が生えてきて再び葉が茂り始めます。

4. 植え替えのポイント

すぐに成長するガジュマルは、根も大きくなり鉢の中で根詰まりを起こしがち。根の状態を定期的にチェックして、1~2年を目安に、または鉢底から根が出ている状態になったら1回り大きい鉢に植え替えをしてください。植え替えの適期は、生長期に入る5〜7月頃です。
根腐れを起こしている部分があればカットしておき、水はけの良い土を使って植え替え、鉢底にはしっかりと鉢底石を入れてください。
植え替えたらたっぷり水をあげ、日陰に置いてしばらく休ませましょう。

用意するもの
  • 現在のものよりもひと回り大きな鉢 または好きな鉢
  • 観葉植物の土
  • 底石
  • 底あみ
株分け
  • 鉢の底穴に底あみを置きます。

    鉢の底穴に底あみを置きます。

  • 底石を、底あみが隠れるぐらい入れます。

    底石を、底あみが隠れるぐらい入れます。

  • 鉢に培養土を浅めに入れます。

    鉢に培養土を浅めに入れます。

  • 観葉植物の鉢の底から根が出ていたら、切ります。

    観葉植物の鉢の底から根が出ていたら、切ります。

  • 観葉植物を鉢から取り出します。抜きにくいときは、鉢のフチを軽くたたいてみてください。

    観葉植物を鉢から取り出します。抜きにくいときは、鉢のフチを軽くたたいてみてください。

  • 根を軽くほぐします。

    根を軽くほぐします。

  • 新しい鉢に入れます。隙間があると根がはらず枯れる原因になるので、土をしっかり入れてください。

    新しい鉢に入れます。隙間があると根がはらず枯れる原因になるので、土をしっかり入れてください。

  • 最後に水をたっぷりあげてください。

    最後に水をたっぷりあげてください。

害虫

アブラムシ類

体色は黄緑色のものから黒褐色まで多様だが、黄緑色のものが多い。
植物の新芽に好んで寄生し、口針を幼枝の先端部や茎、根などに差し込んで汁液を吸います。ウイルス病を媒介することもあります。

アブラムシ類

対処法

  • 駆除

    発生したら農薬を使って早めに退治。室内栽培なら食品原料生まれのスプレーがおすすめ。

ハダニ類

ハダニ類は0.5mmと非常に小さく、主に葉裏に寄生しています。梅雨明けから9月頃にかけて繁殖が旺盛になります。雌は交尾しなくても産卵することができるため、一匹いればどんどん増えていきます。また、クモの仲間なので、クモと同様に糸を出します。
葉裏に寄生して汁を吸うため、葉に針先でつついたような白い小斑点ができます。数が多くなると白くカスリ状にまとまって見えます。
被害が進行するに従って葉色は悪くなり、落葉して枯れることもあります。

ハダニ類

対処法

  • 駆除

    ハダニ類は小さい虫のため、見えないという人もいます。そういった場合、おかしいと思う葉裏に白い紙を置いてみて、息を吹きかけた時に動き回る小さな虫がいたらハダニ類です。糸が絡んでいるときもハダニ類の可能性があります。
    駆除する場合は、樹木類に適用がありハダニを退治できる農薬がおすすめ。食品原料生まれのスプレーなら室内栽培でも使いやすいです。

カイガラムシ類

非常に種類が多く、そのため、被害の状態も様々です。
多くの種類は成虫になると足が退化して、貝殻に似た殻や綿のようなものを被っています。移動するのは主にコナカイガラムシ類で体の表面に粉状のものをつけています。
枝、幹、葉裏などに群生して吸汁し植物の生育を妨げます。排泄物がすす病を誘発することもあります。

対処法

  • 予防風通しをよくする。古い枝は剪定する。
  • 駆除見つけたら、殻などで覆われているため駆除が難しいです。ブラシ等で葉や茎を傷めないようにこすり落としてください。

キノコバエ

土の中の有機物(堆肥等)に生息し、特に春と秋に多く発生します。
腐敗した植物・朽木・樹皮を摂食するため、観葉植物やプランターの周りでよく目にします。

キノコバエ

対処法

  • 予防コバエ用の粘着捕獲着器を設置したり、コバエよけ効果のある薬剤を散布しておいたりして予防しましょう。
  • 駆除コバエに効果のある駆除剤を使用してください。

ナメクジ

口器におろし金のような多数の歯のある舌を持ち、植物を削り取るように食べる。
植物が茂って湿気の多いところに多く生息しており、昼間は潜んでいて、夜になると活動する。
移動の際に粘液を出して歩行するため、這った後に白っぽく光る筋が残る。

ナメクジ

対処法

  • 予防鉢に近寄らせないように、目立たない薬剤を鉢の下に設置して被害を防ぎましょう。
  • 駆除見つけたら捕殺するようにしましょう。

よくあるご質問

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