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お風呂で免疫力アップ!ウイルスに負けない身体づくりを

風邪などの感染症が流行る季節には、うがい、手洗いや除菌・ウイルス対策を心がけることはもちろん、ウイルスに負けない身体づくりも大切ですよね。

私たちは、日々身体に侵入するウイルスと戦いながら生活をしています。そこで重要になってくるのが、免疫力です。

免疫力は睡眠や食事、入浴などの生活習慣で高めることができますが、今回はその中でも入浴と免疫力の関係についてご紹介します。

目次

健康な身体づくりに重要な「免疫力」と「体温」の関係とは

そもそも「免疫」とは、私たちの身体にもともと備わっている、細菌やウイルスから身体を守るシステムのようなもの。私たちは普段、たくさんの細菌やウイルスにさらされていますが、簡単に病気にならないのは身体の免疫機能が働いているからです。

つまり「免疫力」とは、「細菌やウイルスから身体を守るために戦う力」です。この力が弱まると、感染症にかかりやすくなったり、体調を崩しやすくなったりしてしまいます。

免疫力が低下する原因は、疲労、睡眠不足や不規則な生活、自律神経の乱れ、体温の低下などさまざま。どれも免疫力に深く関わっていますが、ここで注目したいのが「体温」です。

「冷えは万病の元」ということわざもありますが、実際に体温が下がると免疫力は低下し、体温が上がると免疫細胞が活性化して免疫力が高まります。風邪を引くと熱が出ることがありますが、それは身体が免疫力を高めるために体温を上げていたのです。

免疫力アップのためには、体を冷やさないように注意し、体温を適度に高める生活を心がけることが大切です。

体温を上げるには、お風呂が効果的!

暮らしの中で効率的に体温を上げるには、「お風呂」がおすすめです。

寒い日のお風呂は体がポカポカと温まって気持ち良いものですが、入り方によっては、かえって身体を冷やしてしまうことも…。しっかりと体温を上げるには、入り方にコツがあります。

まずは、普段のお風呂の入り方をチェックしてみましょう。

こんな入り方していませんか?体温が上がりにくいお風呂の入り方

体温が上がりにくい入り方チェックリスト
シャワーだけで済ませがち。肩までつかっていない。2〜3分くらいですぐに湯船から上がる。お風呂上がりはすぐにビールやアイスを楽しんでいる。お風呂上がりにエアコンや扇風機で身体を冷やしている。さら湯につかっている(入浴剤を使用していない)

どの項目も、身体の芯まで温まりづらかったり、せっかく温まっても入浴後すぐに身体が冷えてしまうといったことにつながります。1つでもあてはまった人は、効果的に体温を上げられるように、お風呂の入り方やお風呂上がりの過ごし方を工夫してみましょう。

体温を上げる入浴のポイントは?

身体の芯まで温めるためには、次のポイントを意識して入浴してみましょう。

肩まで全身浴をする

体温には、体の表面の温度である「皮膚温」と、脳や内臓など体内の温度「深部体温」があり、免疫力と深く関係しているのは深部体温です。

この深部体温を上げるためには、しっかり肩までお湯につかり、血流を良くして身体の芯まで温めることが大切です。

シャワーだけで済ませてしまう人も多いかもしれませんが、シャワーで深部体温を上げることは難しいので、ぜひ入浴を心がけましょう。

約40℃のお湯に15分程度つかる

熱いお湯にさっとつかるだけでは、身体の芯まで温まっておらず、ポカポカが長続きしません。逆に、十分温まっているのに我慢して入り続けると、のぼせや熱中症の危険があります。約40℃の熱すぎないお湯に、15分程度つかることが体温アップの目安です。

おでこや鼻の頭が汗ばんできたら体温が上がっているサインなので、汗をかいてきたら無理をせずお風呂から上がるようにしましょう。

入浴前後には、水分補給を忘れずに

入浴中はたくさん汗をかくので、脱水症状を起こす危険もあります。入浴前と後にコップ1杯程度の水分補給を心がけましょう。

また、お風呂上がりの冷たいビールやアイスは最高ですが、それだけでは水分補給になりません。せっかく温まった身体を冷やさないためにも、水分補給は常温がよいでしょう。

入浴後も身体を冷やしすぎない

お風呂上がりにエアコンや扇風機で身体を冷やしすぎることも、体温を下げることにつながります。

夏場はどうしても身体を冷やしたくなるものですが、急激に冷やしてしまうと身体への負担が大きく、体温調節機能がうまく働かなくなってしまったり、自律神経が崩れてしまったりすることがあります。適切な温度で、徐々に身体を冷ますようにしましょう。

入浴剤を活用して、もっと温まりやすいバスタイムを!

お風呂で身体の芯まで温め、湯上がり後も身体の温まりをキープするために、入浴剤を活用するのもおすすめです。入浴剤には温浴効果を高めて湯冷めしにくい、血行を促進するといった効果もあります。

※入浴剤には免疫向上の効果効能はありません。

今回は、身体を温めるために特におすすめの2種類をご紹介します。

無機塩類系の入浴剤

粉末タイプに多い「無機塩類系」の入浴剤は、成分に含まれるミネラルなどの塩類が、肌表面のタンパク質と結合して身体にベール(保護膜)をつくります。

※イメージ

このベールが保温効果を高め、お風呂から出た後も湯冷めしにくく、ポカポカ感が長続きします。

実際に、「無機塩類系」の入浴剤を使うと、さら湯のお風呂で入るよりも入浴後の肌の温度が下がりにくくなったというデータもあります。湯冷めが気になる方は、ぜひ毎日のお風呂で使ってみてください。

※出典:日本浴用剤工業会

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入浴剤の種類と特長について

炭酸ガス系の入浴剤

シュワシュワ〜と泡立ってお湯に溶けていく「炭酸ガス系」の入浴剤も、身体を温めるのに活躍します。

お湯に溶けた炭酸ガスは、皮膚から吸収されて血管を広げる効果があります。血行が良くなることで、お湯の温かさが全身に巡りやすくなり、体温も上がりやすくなります

炭酸ガス系の効果

※イメージ

また、「炭酸ガス系」の入浴剤を使うことで、さら湯に比べて血流量が増加したというデータもあります。

入浴剤投入後の血流量の増加

※出典:日本浴用剤工業会

さらに、血行が良くなると、新陳代謝が活発になり、老廃物などが排出されて疲れを和らげる効果もあります。

まとめ

お風呂で体温を上げて、免疫力アップさせるためには、次のポイントを意識しましょう。

POINT
  • 約40℃のお湯で15分程度、全身浴をしよう
  • 湯上がり後は身体が冷えないように気をつけよう
  • 入浴剤を活用するのもおすすめ

また、身体をポカポカに温めることで、ストレス解消や心地よい睡眠にもつながります。

まさにお風呂は健康のもと。いいことずくめの入浴で、ウイルスに負けない身体づくりを目指しましょう。

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