ハチの種類・生態

ハチは、アリに近縁の協力して集団生活をする社会性昆虫です。

※表は横にスライドできます。

種類 スズメバチ アシナガバチ ミツバチ
ハチの種類
キイロスズメバチ
キイロスズメバチ
セグロアシナガバチ
セグロアシナガバチ
セイヨウミツバチ
セイヨウミツバチ
危険度 攻撃性、威嚇性が強い。
巣に近づくだけで危険。
スズメバチほど攻撃性は強くないが、急に近付いたり刺激を与えると刺される。 刺激を与えなければ攻撃されない。
営巣場所 軒下、木の枝、崖、屋根裏、樹木の空洞など 軒下、木の枝 屋根裏、樹木の空洞等の閉鎖空間

ハチの害

ミツバチは、一度刺すと針がちぎれて死んでしまい、その際発散される興奮物質によって仲間のハチが大群で攻撃してくることがあります。
スズメバチは、何度も刺すことができます。ハチの針は産卵管なので、刺すのはメスだけです。

刺されると痛みや発赤が生じ、かゆみを伴う場合もあります。ハチに刺された後、アナフィラキシーショックによって激しい全身症状が現れ、場合によっては生命を脅かす危険な状態になることがあります。
最も巣が大きくなるのは9~10月頃で、被害も増大。年平均10~20人の死者が出ています。

ハチの被害に合わないために

  • ハチは黒いものを攻撃する傾向があるので、白い服装や帽子を身に付けることを心がけてください。
  • ハチの巣を見つけたら近付かないでください。
  • もしハチに刺されたら、毒を絞り出しながら流水で洗い、患部を冷やしてください。スズメバチの場合は、速やかに病院で治療を受け、ミツバチやアシナガバチでも、体にじんましん等の異変があれば病院で治療を受けてください。
    また、ハチに1度刺されたことがある場合は、アレルギー反応(アナフィラキシーショック)でショック死することもあるため、速やかに病院で治療を受けてください。

スズメバチの危険性

8月下旬~10月頃は、キイロスズメバチが天敵であるオオスズメバチの攻撃を受けていることが多く、巣自体が警戒を強めている時期です。巣の存在に気づかず接近すると、1~3匹の働きバチがまとわりつくように飛行します。そのハチを手で払いのけようとすると、警戒フェロモンが発散され、瞬時に興奮したハチでいっぱいとなり攻撃される恐れがあり、非常に危険です。
スズメバチは急激な動きや大きな音に反応し攻撃してくるため、走らず、逃げず、騒がず、静かに身を低くしてゆっくり後ずさりしてください。

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