卵は丈夫にできており、薬剤はその内部にまで届きません。特にゴキブリの場合、卵が卵鞘という硬い殻に覆われているので、さらに薬剤は内部まで届きません。そこで本製品を一度処理をしたのち卵が孵化(ふか)して幼虫が出てきたころに再度処理するのが効果的です。
ゴキブリの場合は2~3週間後に、ダニやノミの場合は1~2週間後もう一度使用するのがいいでしょう。また、他の殺虫剤(「ブラックキャップ」 シリーズ、「ダニアース」 シリーズなど)を併用したりすることもおすすめします。その後は害虫の発生状況をみながら、必要に応じて使用してください。
年に何回というのは、その家庭の害虫の発生状況によって大きくことなりますので、一概には言えません。
定期的に使用されたい方は、ゴキブリの場合は、その発生量が多くなってくる前の、春から初夏にかけて処理するのが効果的です。また、夏休みの旅行や帰省時にあわせて使用するのも効果的でしょう。
ダニは、1~4月、11~12月は2ヵ月に1回、5~10月は1ヵ月に1回処理すると効果的です。
ノミは春と秋に発生することが多いのですが、特にいつごろということはなく、発生しはじめたときに処理をすればいいでしょう。