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上手く伝えられるか心配…。かゆみで皮膚科を受診する時に気をつけることは?

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専門家でも、見ただけでは全てを把握しきれません。かゆみの原因を特定するために、あらかじめ情報を整理して伝えるようにしましょう。

皮膚科の先生は、皮膚の症状を十分に観察します。しかし皮膚の状態から、かゆみが生じた皮疹の原因をすぐに特定することは簡単でないこともあります。症状の悪化を防ぎ、かゆみを抑えるためには早めに医療機関を受診することが大切です。その際に、あらかじめ以下の項目を整理して医師に伝えると問診がスムーズに進み、原因の特定につながる可能性が高まります。

受診前のチェックリスト

そのかゆみは、体の片側だけに起こっていますか? 左右対側性に起こっていますか?
かゆみは全身に広がっていますか? それとも体の局所ですか?
どれくらいの期間、かゆみが続いていますか?
かゆみを感じる前に、どこで何をしていましたか?
どんな時にかゆみがひどくなりますか?
屋外で日頃と違うことを行いましたか?
植物や虫に触れていませんか?
食べ物は何を食べましたか?
生活の習慣や行動の中で、最近変化したことはありますか?
現在、かゆみ以外に体に変化や不調はありませんか?
何かのアレルギーと診断されたことはありますか?
何か病気に対する治療を受けていますか?
薬を飲んだり塗ったりしていますか?

専門家でもかゆみの原因を特定することは難しいことがあります。「このかゆみはきっと〇〇だ」と決めつけず、できるだけ様々な可能性を疑いましょう。その中でダニが原因だと診断された場合には、皮膚の状態を良くするための対策が必要です。適切な治療と必要に応じたスキンケアと併せ、原因であるダニの駆除を行い、再発を防ぎましょう。


かんたんダニ対策テクニックはこちら
  • 【記事監修】
  • 夏秋 優
  • 兵庫医科大学皮膚科学 准教授

  • 白井 秀治
  • 東京アレルギー・呼吸器疾患研究所環境アレルゲン班 班長

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