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布団たたきでアレルギーのリスクが高まる!? 適切な布団干しをご紹介

#布団干し#アレルギー#花粉

※ 画像はイメージです

休みの日の布団干し、気持ちがいいものですが、「パン! パン!」とたたいてしまっていませんか? 布団をたたいて干すだけでは、ダニ対策として効果が薄いばかりか、かえって悪い影響も考えられます。

布団をたたくだけ、はNG

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布団干しにつきものの布団たたき。実はたたきっぱなしでは、かえってアレルギーのリスクが高まるかもしれません。布団をたたくと、ダニの死骸やフンが布団の表面に浮かび上がってきます。これらは、アレルギーの原因となる物質。目には見えませんが、そのままの布団で寝ると、ダニアレルゲン(ダニの死骸やフン)を吸い込んでしまう可能性があります。

布団たたきをした後は必ず掃除機をかけ、ダニの死骸やフンを吸い取るようにしましょう。

天日干しはどれくらい効果的?

布団干しについてもうひとつ知っておいてほしいこと。それは、天日干しがダニ対策としては効果が薄いという事実です。ダニ対策には、乾燥させるとともに高温にすることが効果的。50 度の環境では30 分で死滅します。しかしながら、布団の場合、天日干しで高温になるのは表面のみ。ダニは死滅する前に日の当たらない部分に逃げ込んでしまうため、駆除としては効率がよくありません。

そのためしっかり天日干しできたとしても、湿気を取り除きダニが生息しにくい環境を作ることができますが、ダニが死滅するとはかぎらないのです。

布団乾燥機&掃除機がおすすめ

花粉症の人は、花粉の季節に布団を外に干すのは抵抗があるかもしれません。また、ベッド用のマットレスはなかなか屋外に干せないことも。室内でできるダニ対策として、布団乾燥機を使うのも有効です。

布団乾燥機の場合にも、布団全体を50度以上に保ち、30分以上乾燥させることが大切。ダニを死滅させるためにも、布団全体をおおって内部までしっかりと高温にしましょう。布団乾燥機を使ったあとも、掃除機でしっかり吸い取りましょう。

ただし、布団の一部を温めるだけの布団乾燥機では、ダニを死滅させられない可能性も。そんなときは、専用の駆除剤を活用するのも効果的でしょう。

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布団をたたいただけで終わると、ダニの死骸やフンが残ってしまい、アレルギーのリスクが高まる可能性があります。また天日干しをしても、ダニの数が十分に減るとは限らないので、布団乾燥機や専用の駆除剤を活用し、しっかりダニを駆除。その後、掃除機でダニの死骸やフンを吸い取りましょう。

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