アース製薬

アタマジラミの感染経路・予防法

人の頭髪に寄生するアタマジラミ。
清潔にしていても感染し、あっという間に繁殖してしまうことも…。
このページでは感染経路・予防法について詳しく解説します。

動画で感染経路・予防法をチェックする

感染経路

アタマジラミに感染するのは、決して不衛生が原因ではありません。頭と頭が触れるなど主に直接的な接触でうつるため、普段から清潔にしていても感染のリスクがあります。
子どもがかゆがって頭を掻いていたら、感染しているかもしれません。頭髪にアタマジラミがついていないかチェックして、早めの対策をおこないましょう。

頭を寄せ合って遊んでいる時

アタマジラミは主に髪の毛の接触によってうつります。
特に保育園や幼稚園などの小さい子どもは頭を寄せ合って遊ぶことが多く、感染する可能性が高いため注意が必要です。

寝ている時

寝ている時も、髪の毛が接触したり、頭皮から落ちたアタマジラミが寝具を移動することで感染する可能性があります。
よって、感染した子どもと一緒に寝ることで大人にもうつることがあります。

身の回りのものの共有

普段使っている物を、他の人と共有することでうつることもあります。

  • 帽子
  • タオル
  • クシ

など、頭に触れることが多いものは共有しないように注意しましょう。

日頃からできる予防法

アタマジラミは一度感染すると、周囲にも感染が広がりやすいので日頃の予防が大切です。
正しい知識を持ち、適切な対策をおこなうことで感染のリスクを減らしましょう。

身の回りのものを共有しない

身の回りのものの共有は感染リスクを高めるので、アタマジラミが流行している時は避けるようにしましょう。
幼稚園・保育園・学校では

  • プールシーズンの帽子やタオルの貸し借り
  • 運動会シーズンでの帽子の貸し借り

などで感染が拡大しやすいです。
感染を防ぐためにも子どもに身の回りの貸し借りをおこなわないように伝えることが重要です。

寝具・衣服などの布製品をこまめに洗濯

頭皮から落ちたアタマジラミが付着していることがあるので、可能であればいつも使っている枕などの寝具はこまめに洗濯しましょう。
アタマジラミは熱に弱く、55℃以上のお湯に5分以上浸ければ、幼虫・成虫・卵を死滅させることができます。
また衣類乾燥機の使用も、一定の効果があります。

毎日の洗髪

アタマジラミの感染や被害の拡大を防ぐためにも、洗髪は毎日おこなうようにしましょう。
幼虫や成虫は、丁寧に洗うことで一部取り除くことが可能です。
子どもの感染チェックも兼ねて、大人がしっかりと髪を洗ってあげることをおすすめします。

このページをシェアする

ページトップへ